職場による
基本的にアクセサリーは禁止ですが、結婚指輪は職場によってルールが異なります。すべてのアクセサリーを禁止しているところもあれば、「基本的にアクセサリーは禁止だけど結婚指輪は暗黙の了解でOK」というところもあるからです。判断に迷うようなら既婚者の先輩に着用が認められているかどうか確認してみるといいでしょう。
婚約指輪はNG
暗黙の了解でOKとされている結婚指輪に対し、婚約指輪はNGとしているところがほとんどです。そもそも婚約指輪は結婚指輪と違い、デザインが華やかなのでビジネスシーンには向いていません。仕事中に立て爪の部分が引っかかって患者さんにケガをさせてしまう心配もありますし、衛生面にも不安があるので着用しないほうがいいでしょう。
職場で着用しやすいのは?
結婚指輪を着用するのであればデザインと機能を考慮しなければなりません。引っかかりや衛生面を考えると、石のないプレーンなタイプか、石が控えめなタイプがおすすめです。また、患者さんをケアする際に指輪に大きな負担をかける可能性もあるため、歪みにくく強度の高いハードプラチナや鍛造製法の指輪がいいでしょう。
様々な問題を懸念して結婚指輪の着用に消極的なら、指輪の代わりに一粒ダイヤモンドのネックレスを着用してはいかがでしょうか。ナース服の中に隠れるので、指輪に比べると身につけやすいでしょう。
保管場所にも注意
仕事中は結婚指輪を外している人もいますが、紛失しないためにはどのように保管すればいいのでしょうか。
基本的に私物はロッカーに保管していますが、指輪は小さいのでそのまま置いておくと見失ってしまいます。ジュエリーケースなどに入れておけば安心でしょう。毎回同じ場所にジュエリーケースを置いておくと見失う心配もありません。
また、外出中に紛失してしまうこともあるため、自宅で保管している人もいます。家に指輪の置き場所を作り、外出前に必ずそこに置くようにすると紛失することはありません。
もし出先で指輪を外さなければいけない状況になったら、お財布に入れておくことをおすすめします。お財布はいつも持ち歩いているので目につきやすく、紛失する可能性を大きく下げることができます。
それでも心配なら、チェーンに通してネックレスとして直接身につけるといいでしょう。ただし、アクセサリーを禁止している職場ではネックレスをつけていること自体を注意される可能性もあるので、事前にルールを確認しておく必要があります。